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RECO-Bridge IDR-1 V2

特長

■ RECO-Bridge IDR-1 V2のミドルウェア構造

RECO-Bridge IDR-1 V2のミドルウェア構造

※ディスパッチャー層
RFIDミドルウェアと上位システムとのインターフェイスの役割を果たします。RFタグからの読み込み、RFタグへの書き込みを実現するための接続を実現します。
(たとえば、ドライバ層で取得したRFタグ情報を、フィルタリング層でフィルタリング、適正化、正規化した後、既存システム、新規アプリケーションに渡します。)

※フィルタリング層
上位システムの要求仕様に応じて設定されるRFタグデータ取得条件のRFタグデータを取得します。
(たとえば、上位システムが欲しいRFタグデータの条件に応じて選別して、取得したデータの必要部分のみアプリケーションに通知します。)

※デバイス層
RFIDミドルウェアに接続するリーダライタとのデータ送受信及び接続・状況監視を行います。
(たとえば、リーダライタから送られてくるデータを受信したり、リーダライタにデータを送信したり、リーダライタ設定を管理します。)

簡単な上位システムとの接続!

通知定義

ミドルウェアによるリーダライタ接続の実現により、お客様の基幹業務用ソフトウェアの変更をすることなく、最小工数でRFIDシステムの構築が可能となります。また、上位システムとのインターフェースにALEに準拠した独自形式のSOAP、CSV形式を標準装備。さらにOracle、SQL Server、PostgreSQLServerへの接続も標準で搭載することで、お客様の環境に応じたシステム開発を、柔軟にスピーディに実現します。

  • ALE Application Level Events (ALE) Standard

多種多様なリーダライタ接続!

リーダライタ定義

UHF帯からHF帯まで様々なメーカーのリーダライタを標準で接続可能ですので、お客様の業務システムに適した機器選定ができます。もちろん業務システムを拡張する際にも、機器の追加が簡単にできます。本製品1台で最大32台までのリーダライタを接続可能です。またリーダライタ接続通信プロトコルとしてLLRP V1.1準拠インターフェースを搭載します。

  • LLRP Low Level Reader Protocol EPCglobalで定めるリーダライタの業界標準プロトコル

RFタグの必要情報のみを読み取り・収集するフィルタリング機能!

フィルタ定義

RFタグのデータを読み取る方法をリーダライタごと、アンテナごとに業務要件にあわせて設定できます。そして必要な情報のみを確実に上位アプリケーションに渡すことができる多彩なフィルタリングが可能です。RFIDシステムの確実な運用を実現するために欠かせない機能を提供します。

RFIDシステム安定稼動のための監視機能と記録機能!

システム稼働レポート

リーダライタの稼働状況記録と監視機能、RFタグの読み取り状況監視と記録機能により、RFIDシステム全体の性能維持のためのメインコントローラとなります。リーダライタの受信レベル低下検知時に、指定のメールアドレスにアラート通知することが出来ます。これにより、障害発生の兆候を事前にキャッチすることが可能です。