「鎌倉 材木座海岸 ビーチクリーン活動&サンドアートを作ろう!」というESG主催のイベントで、
ご参加の皆様に、RICOH「樹脂判別ハンディセンサー」を体験していただきました。
リコーグループではコロナ禍以前には、地球環境保全、地域貢献の観点から鎌倉の海岸でのビーチクリーン活動を行ってきました。
昨年のSDGsアクション月間から活動を再開し、今年は『生物多様性の損失を止め、回復軌道に乗せる“ネイチャーポジティブ”』の行動として、『海の豊かさ』をテーマにSDGsを学びながらのクリーンアップ活動を開催しました。
そのクリーンアップ活動の中で、集めたごみの中のプラスチックの識別を行うために、
RICOH「樹脂判別ハンディセンサー」をご利用いただきました。
クリーンアップ活動に参加する、主にリコーグループ社員のお子様たちに、プラスチックの識別を体験していただくとともに、
リコーの商品や技術にふれていただくことが目的です。
当日は快晴で、ビーチクリーン日和でした。
リコーグループの社員の方25組、ご家族ご友人の方なども含めると4,50名ほどの方が参加されました。
みなさまお集まりいただいたら、まずは開会のご挨拶から。
協力してくださる方のご紹介や、当日のプログラム説明などがありました。
その後さっそく、最初のプログラム『SDGsを学ぶ①』です。
まずは、温暖化、環境破壊などいろいろな問題がある、というお話から「ネイチャーポジティブ」についての話。
「ネイチャーポジティブ=自然再興」は、2030年までに「生き物を含めてみんなで豊かになる」ための目標のこと。
私たちは何ができるでしょうか?
次に、「30by30」の話。
「30by30」とは、「陸と海のそれぞれで30%以上の面積で健全な生態系を保全する」という目標のこと。
このイメージ図を見せて、「何が見えるかな?」との問いに、子供たちからもいろんな声があがっていました。
海の豊かさを考えてみよう、という話もあった後、この2つの言葉を覚えて帰りましょう、という声かけとともに、『SDGsを学ぶ①』は終了。
ここから、ビーチクリーン活動がはじまります。
ごみの分別の説明などのあと、RICOH「樹脂判別ハンディセンサー」のご案内もしていただきました。
はじめて「樹脂判別ハンディセンサー」を見た方が、その小ささに驚かれていたり、
どうやって判別するのかと興味津々だったりしました。
ビーチクリーンをはじめる前に、ハンディセンサーを見に来て手に取る方や、しくみを知りたいと聞きにきた方、
何種類測れる?何を測れる?と機能を知りたいと言ってくださる方などもいらっしゃいました。
そんな風に、ご参加のみなさまがRICOH「樹脂判別ハンディセンサー」への関心を持ってくださったところで、
ビーチクリーンをしながら拾ったプラスチックらしきものを持ってきていただき、ハンディセンサーでの識別を試していただきました。
ビーチクリーンがはじまって、あちこちに散らばってごみを集めていく皆様。
徐々に、「これプラスチックですか?」「これ測れますか?」と、識別場所に来てくださいました。
最初に持ってきてくださったときには、ハンディセンサーの使い方、アプリの使い方などの説明をしたり、
やって見せたりしてから使っていただきます。
はじめの頃は、親御さんに連れられて識別場所に来て、「これ測れるんだって、測ってみようか」と言われ、
お母さんやお父さんと一緒に一応試してみる、よくわからないままに言われたとおりにやってみる、という様子だったお子様たち。
測って結果が出ると、スタッフや親御さんたちが
「これはPPだったね、プラスチックだよ」
「プラスチック見つかったね、識別できたね」
「PPだからこっちに入れようか」
と声をかけていったりしていたのもあり、
次第に、ピッってなってアプリの表示が変わるのを楽しみに見ているようになり、
「これもプラスチック?」
「これ測ってみたい!」
とどんどん持ってきてくれたり、
「なんて出たの?さっきのと同じ?」
「これはじめて出たんだ!やったー!」
と識別結果をおもしろがってくれたりしていました。
兄弟で順番取り合いになったり、何回も何回も並んでくれたりと、プラスチックらしきものを見つけることとか、
いろんなものを測って試してみることを、とても楽しんでくれたようです。
使い方にもあっという間に慣れてしまい、自分でちゃんとテーブルの上に測りたいものを置いてハンディセンサーを乗せ、
小さいものや測ってみてエラーになったもの(透明度があるなどで測れなかったもの)は反射板を使って測るなど、
手際よくどんどん識別していました。
大人の方たちも、お子様が試している後ろで、
「プラスチックってこんなにいろんな種類があるんだ!」
「これガラスみたいなのにプラスチックなんだね」
などと、驚かれたりおもしろがってくださったり。
「このペットボトルはPETじゃないんだ?韓国のだと違う素材なのかな?」
「こんなのもプラスチックなんだ!」
などと、話がはずんでいたり、気づきがあったりしたようです。
ご自身で試してみたりもして、とても小さいものでも反射板使うと測れるということや、
たくさんの種類のものが判別できることに驚かれていたり、
測る前に「これは〇〇かな?」と予想しつつ測ってみて結果を楽しんでくださっていたりしました。
アプリでかんたんに結果がわかることや、アプリへの表示だけでなく「PP!」などと読み上げることなど、
わかりやすくていいね、との感想もいただきました。
ビーチクリーンが終わったら、『SDGsを学ぶ②』のプログラムで、海洋ごみ収集結果・発見した生き物の発表会。
見つけたごみや生き物を発表したり、見つけた感想をいただいたり、というのとともに、
RICOH「樹脂判別ハンディセンサー」を使ってのご感想もいただきました。
お子様たちからのご感想は
などなど。
親御さんからも、
などというご感想がありました。
後日のアンケートの中でも、以下のようなご感想をいただいています。
運営の方からも
「リコーの樹脂判別ハンディセンサーのご紹介と使用体験により、通常のクリーンアップだけではなく、イベントが楽しく、充実したものとなりました。また、プラスチックごみへの関心も高まったのではないかと思います。」
とのお声をいただきました。
SDGsへの意識を高めることにも、環境保全やリサイクル活動を楽しんでいただくことにも、
RICOH「樹脂判別ハンディセンサー」がお役に立てたようで、大変喜ばしく思います。
身近にあるのによく知らないことも多い、プラスチックのこと。
RICOH「樹脂判別ハンディセンサー」を使ってみると、たくさんのプラスチックがあることや、よく見るプラスチックがどんな種類なのかなど、試しながら楽しく学ぶことができます。
環境保全や自然再興への取り組みを求められる今、私たちは正しいリサイクルの知識を持ち、マテリアルリサイクルを進められるように努力することが必要です。
どうすれば、マテリアルリサイクルを加速させることができるのか。
さまざまな種類があるプラスチックを正確に分別できれば、マテリアルリサイクルを加速できる。
そのお役に立てるデバイスとして樹脂判別ハンディセンサーを開発しました。
リコーの樹脂判別ハンディセンサーを使用すると、13種類の主なプラスチックを簡単に識別することができ、さらに最大100種類までのデータを登録してカスタマイズすることが可能です。
日々様々なシーンで利用しているからこそ、しっかり判別して再利用率を高め、環境にやさしい使い方をしていきましょう。
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