2024年4月22日~28日にかけて開催された、ニコニコ超会議2024に参加してきました。
ニコニコ超会議2024の超アリエナイ理科ノ実験にカテゴリー協賛されていた三井化学株式会社様に、イベントやブース展示でRICOH「樹脂判別ハンディセンサー」をご利用いただきました。
三井化学株式会社様は、特殊な高機能プラスチックを開発されるなど、プラスチックへの造詣が深く、プラスチックリサイクルについても、マテリアルリサイクルやケミカルリサイクルなどにも積極的に取り組まれています。
そのような経緯から、『ガチ研究者 VS 怪人 「プラスチックあてまSHOW」』 というプラスチックの知識を深めるためのイベントや、プラスチックに関するブース展示をされていました。
『ガチ研究者 VS 怪人 「プラスチックあてまSHOW」』は、インフルエンサーの御三方、薬理凶室のくられ先生、ツナっちさん、レイユールさんの進行で進められました。
三井化学株式会社様のカテゴリー協賛は3年目、1年目よりプラスチックの正しい知識を広めるステージコンテンツをされており、まず、昨年度の復習クイズからはじまりました。
復習クイズは、はじめてご参加の方にも簡単だったでしょうか?
①車の窓ガラス ②段ボール ③缶 ④スマホ、の4つのうちでプラスチックを使っていないものは?という問題で、答えは「解なし・・・正解なし」でした。「解なし」なんて“理系“って感じですね。
その後、素材当てクイズを行いつつ、プラスチックの種類について、特徴やどんなものに使われているのか、リサイクル方法など、詳しく解説をしてくださいました。
クイズの答え合わせとして、RICOH「樹脂判別ハンディセンサー」を使って素材を確認してくださいました。
RICOH「樹脂判別ハンディセンサー」は、近赤外線を照射して反射してきた光の波長を分析してプラスチックの種類を判別することができます。
プラスチックが好きすぎて、日々のくらしの中でも、スーパーや家電量販点などで商品よりパッケージが気になってしまう、という三井化学株式会社様の研究者のお二人が丁寧な説明をしてくださり、ご参加のみなさまにも、プラスチックがいろんなものに使われていることや、それぞれの特徴など、わかりやすく伝わっただろうと思います。
日常のあちこちにプラスチックが使われているということが実感できたのではないでしょうか。
今回のイベントに参加された三井化学株式会社様の方から、以下のようなコメントをいただきました。
我々リコーでも同様の課題感を抱えており、プラスチックのリサイクルを進めるには、プラスチックの質を落としにくいような技術開発とともに、プラスチックリサイクルの精度を高め、現時点では判別が難しい黒のプラスチックの判別もできるようになる必要があると考えています。
現在技術の向上に取り組んでいるところです。
今後も、三井化学株式会社様のような最新技術をもった企業様と協力しつつ、プラスチックリサイクルを進めていきたいと思います。
今回のイベントには若い方の参加が多く、たくさんの方々が関心を示してくださったことからも、環境への意識の高さがうかがわれました。
近年、環境問題やエネルギー資源の枯渇などの課題もあり、社会的にも環境保全の重要性が高まっており、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーの取り組みが進められるなど、さまざまな活動が行われています。
プラスチックリサイクルもそれらの取り組みのひとつです。
環境保全につながる活動には、地域や企業などだけでなく、個人が一人一人意識することで大きな効果につながります。
今後も、今回のようなイベントへの参加や協力などをとおして、多くの人にプラスチックリサイクルの重要性やリサイクルのための判別方法など伝えていくことで、貢献していきたいと思います。
プラスチックは現状リサイクル率が低く、また、リサイクルしたくても分別があいまいなことから、リサイクルしている多くがサーマルリサイクルになっています。
資源を枯渇させないためには、マテリアルリサイクルを行い、プラスチックとして再利用することが重要です。
どうすれば、マテリアルリサイクルを加速させることができるのか。
さまざまな種類があるプラスチックを正確に分別できれば、マテリアルリサイクルを加速できる。
そのお役に立てるデバイスとして樹脂判別ハンディセンサーを開発しました。
リコーの樹脂判別ハンディセンサーを使用すると、13種類の主なプラスチックを簡単に識別することができ、さらに最大100種類までのデータを登録してカスタマイズすることが可能です。
日々様々なシーンで利用しているからこそ、しっかり判別して再利用率を高め、環境にやさしい使い方をしていきましょう。
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