非常停止ボタンによる⼿動停⽌からセンサー感知による自動停⽌など、いざという時の装置の動作を停⽌させる仕組みが充実。現場で働く方の安心・安全をサポートします。日常のメンテナンスで開閉されるドア部分にはインターロックを搭載、部品故障の万が⼀にも備えます。
下記の安全対策により、X線に関わる資格がなくても安心・安全にご利用いただけます。
X線とは、赤外線、可視光線、紫外線などと同じ電磁波の仲間であり、波⻑が1pm - 10nm程度の電磁波のことです。
また、放射線の⼀種でもあり、発⾒者であるヴィルヘルム・レントゲンの名をとってレントゲン線と呼ばれることもあります。
電磁波であり、空気中や物質の中を⼀定の波を打ちながら直進する。
波⻑が短いため、物質を透過する。
・ 密度が高いものは透過しにくい。
・ 厚みが厚いものは透過しにくい。
エネルギーが高いため、物質を透過する際に電離させる作用がある。
・ 人体のDNAに作用し悪影響を及ぼすことがあります。
X線検査装置では、検査部を厚い鉛や鉄板、および鉛やタングステン入り遮蔽カーテンで囲うことにより、
装置外にX線が漏洩しにくい構成を採用しています。
陰極フィラメントに電流を流して加熱しておき、陽極と陰極に高電圧をかけると、フィラメントから出てきたマイナスの熱電子は、高速で陽極にぶつかり、そこからX線が発生します。
電源が入っていなければ、X線は発生しません。
照射された物体に、X線が残留することはありません。
私たちは、普通に生活している場合に浴びる自然放射線と医療などを受ける際に浴びる人工放射線を受けています。
日本で平均的に1年間に浴びる放射線は、右表の通りです。
5.98 年間被ばく線量 (単位:mSv) | |
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2.10 自然放射線 | 3.88 人工放射線 |
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X線検査装置で使用されているX線は低出⼒であり、
適切な使用方法を遵守することにより、人体へ与える影響は少なくなっています。
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