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サポート

FAQ (よくあるお問い合わせ)

RECO-Bridge IDR-1 V2


01 RECO-Bridge IDR-1 V2の特長は何ですか?

RECO-Bridge IDR-1 V2は、リーダライタやRFタグのデータと業務アプリケーションやデータベースとの間を繋ぐプラットホーム役を果たすソフトウェアです。動作確認済みのリーダライタであれば、制御プログラムなどの開発をすることなく、設定のみでRFIDをご利用いただくことができるようになります。
またサプライチェーン用RFIDの標準「JIS Z 066x規格群(ISO 1736x規格群)」のデータエンコード/デコードを自動で行う機能を搭載しております。


02 RECO-Bridge IDR-1からRECO-Bridge IDR-1 V2へのバージョンアップのポイントは何ですか?

従来、ハードウェアで提供していましたが、ソフトウェアのみでご提供できるようになりました。


03 RFIDミドルウェアとは何ですか?

リコーの考えるRFIDミドルウェアは、リーダライタやRFタグのデータと業務アプリケーションやデータベースとの間を繋ぐプラットホーム役を果たすソフトウェアです。動作確認済みのリーダライタであれば、制御プログラムなどの開発が不要です。


04 上位アプリケーションとのインタフェースは何ですか?

SOAP(独自形式)、CSVファイルへの書き出しのインタフェースを標準装備しています。さらにORACLE*やSQL Server*などのデータベースへの接続インタフェースも標準で搭載しています。

  • * 対応バージョンは以下となります
     Oracle Database 11g
     Microsoft SQL Server 2008 R2
     PostgreSQL

05 上位システムにはどのようなもの(具体例)がありますか?

生産管理システムや倉庫管理システムに実績があります。設備管理や入退室管理に使われている事例もあります。


06 リーダライタはどのようなメーカーをサポートしていますか?

詳しくは、こちらをご参照ください。


07 リーダライタの稼働状況や、タグ情報の読み取り状況を、ユーザーはどこで知れますか?
(上位システムのI/Fやリーダーライタ自身にリアルのアラートランプがあるなど)

リーダライタの稼働状況はWeb UIで確認できます。また、メールやHTTPでアラートを通知することも可能です。読み取ったタグの情報は指定のフォルダーへの書き出し、上位システムへの通知などで判断できます。


08 RECO-Bridge IDR-1 V2で制御できるリーダライター、アンテナは何台までですか?

リーダライターは最大 UHF機器:32台 HF機器:64台までとなります。

  • UHF機器/HF機器混在の場合は最大32台となります。

接続アンテナ数最大 UHF機器:128台 HF機器:128台となります。


09 フィルタリング機能とは具体的にどのような機能ですか?

上位のアプリケーションが必要とするデータのみを抽出する機能です。例えば、指定された範囲のタグデータのみを送信するフィルタや、1度読み取ったタグデータに対して2度読まないようにするフィルタなどです。


10 フィルタリングにおけるデータのパターンマッチングとはどういうことでしょうか?

対象データのタグの文字列パターンをフィルタとして定義することができます。それ以外のパターンのタグデータは対象外としてシステムに反映させないなどの効果があります。


11 フィルタリングにおけるチャタリングとはどういうことでしょうか?

チャタリングとは稼動接点などが接触状態になる際に、非常に早い微細な機械的振動を起こす現象のことです。
(ON/OFFを繰り返す状態となります。)
本製品ではRFIDの読み取りデータが非連続的に複数回読み取ることを意味し、重複する読み取りデータを削除するために利用します。


12 フィルタリングにおける、文字列一致とはどういうことでしょうか?

パターンマッチングにおける定義された文字列と一致することです。前方一致、後方一致、部分一致、全体一致など定義可能です。


13 RFタグデータ読み取りにおける、データ受信はどれくらいの間隔ですか?

読み取るデータ量やRFタグ枚数によって異なりますが、ミドルウェアで設定可能です。リーダライタが読み取って即時通知することも可能です。


14 お客様のサーバー環境に入れる際、専用サーバーを要求しますか?

他のアプリケーションの同居がない、専用サーバーにてお願いいたします。


15 Windows Server 2012 R2は最新のWindowsサーバーですか?

いいえ。2016年10月に2016がリリースされています。


16 Windows Server 2016がリリースされたら対応されますか?

適宜判断し、対応していきます。


17 サーバーは仮想化環境でも稼働できますか?

現状では動作保証をしておりません。該当の環境毎の検証が必要となります。


18 AWSなどのクラウド環境でも稼働できますか?

現時点では対応しておりません。クラウド上からローカルネットワークにあるリーダライタを制御することなど、運用上困難な面があると考えております。


19 製品保守の「RECO-Bridge MML-1」とは何ですか?

RECO-Bridge IDR-1 V2を購入されたお客様で、ソフトウェアのリビジョンアップ・技術サポート等を必要とされるお客様向けのミドルウェアライセンス保守です。

【提供するサービス】
・メール/電話による受付・問い合わせ。
・バージョンアップ/リビジョンアップソフトウェアの提供


20 旧バージョン(ハードセット)RECO-Bridge IDR-1導入済みのお客様のV2導入作業は、新規導入と同様でしょうか、また設定のコンバートツールがありますか?

インストールに関しては新規導入と同じになります。設定内容を旧バージョンから引き継ぐ場合は、IDR-1機能である「設定値のエクスポート/インポート」の作業が別途必要となります。


21 旧バージョン(ハードセット)RECO-Bridge IDR-1の販売は継続しますか?

販売終了となります。


22 旧バージョン(ハードセット)RECO-Bridge IDR-1のサポートはいつまででしょうか?

2021年12月までとなります。