2014年10月16日 |
V1.4 |
1.ISO1736xシリーズ※ RFタグフォーマット対応
メモリバンク「MB01」のPC-bit 17h読み書きが可能になります。
また、タグフィールドセット「EPC C1G2(ISO UII6bit圧縮)」 「EPC C1G2(ISO UII7bit圧縮)」 「EPC C1G2(ISO UII非圧縮)」を追加しました。これらの機能の実装は、今後JIS化が進むサプライチェーンのアイテムに適用するRFタグのメモリの使い方を定義した標準に対応可能とするものです。今後タグエンコードに関する標準に則りサプライチェーンの仕組みを構築するケースで、タグエンコードの煩わしさから開放されます。
※ISO1736xシリーズ
サプライチェーンのアイテムに適用するRFタグに関する国際標準です。RFタグのメモリの使い方(エンコード方法)などが定義されています。上位標準である「ISO/IEC 15962」を受けて(一部を使用して)エンコード方法が決められています。また、現在JIS化の作業が進行しています。(2014年10月現在)
2.通知機能の強化
従来のOracle、SQL Serverに加えて、PostgreSQL への通知を可能としました。
3.フィルタリング機能の強化
受信信号強度(RSSI)によってフィルタリングすることができるようになりました。
4.タスク自動起動機能の追加
RECO-Bridge IDR-1起動時に自動起動したいタスクを選択することができるようになりました。
5.ハンディリーダライタ用接続インタフェースの公開
ハンディリーダライタとRECO-Bridge IDR-1の通信用のインタフェースを公開しました。
6.接続リーダライタ数の拡大
HF帯のリーダライタを最大64台※まで接続できるようになりました。
※アンテナの最大接続数は128枚となります。UHF帯のリーダライタ最大接続数は従来通り32台までとなります。UHF帯とHF帯が混在した環境ではリーダライタ最大接続数は32台までとなります。
・UHF(950MHz)帯リーダライタのサポートについて
市場における周波数帯域移行が進んだ現状から、UHF帯の旧周波数帯域(950MHz)のサポートを本リビジョンより打ち切りといたします。
<打ち切り対象機種>
- 「オムロンV750-BA50C04-JP」 「オムロンV750-BB50C04-JP」
- 「Impinj Speedway Revolution R420」
- 「日立製作所 HE-M384-RWM001」
- 「三菱電機 RF-RW003」 「三菱電機 RF-RW004」
- 「富士通フロンテック TFU-RW621」「ウェルキャット XIT-160-BR」
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2013年10月28日 |
V1.3.2 |
1. UHF帯リーダライタの対応機種追加
新たにU'HF帯の対応機種を増やしました。
<動作確認済みUHF帯リーダライタ>
- 三菱電機製 RF-RW311 RF-RW312
- 富士通フロンテック製 TFU-RW641 TFU-RW742A
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2013年1月30日 |
V1.3 |
1. 新920MHz帯リーダライタへの対応
UHF帯の新周波数920MHz帯リーダライタへの対応を行いました。
<動作確認済みUHF帯リーダライタ>
- Impinj製 Speedway Revolution R420 JP2
- オムロン製 V750-BC50C04-JP V750-BD50C04-JP
- ウェルキャット製 XIT-260-G
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2. HF帯リーダライタの対応機種追加
新たにHF帯の対応機種を増やしました。
<動作確認済みHF帯リーダライタ>
- タカヤ製 TR3-N001C-8 TR3XM-SN01
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3. 通知機能の強化
ICタグの読み取り値に加えて、ユースケースに応じて通知可能な値を増やしました。よりユーザーニーズに応じたシステム構築が可能になります。
<通知可能な内容>
- ハンディリーダライタの入力値
- IDR-1で設定した固定値
- アンテナ番号など
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4. その他の機能強化ポイント
お客様のご要望を反映した以下の機能強化・機能改善を実装いたしました。
- (1)HF帯リーダライタのエンディアン設定機能の追加
HF帯のリーダライタではユーザーエリアを「LSBファースト」で解釈するリーダライタと「MSBファースト」で解釈するものの両方が存在しています。IDR-1のエンディアン設定機能によりこの差異を吸収することで、トラブルを未然に防ぐことを可能とします。
- (2) 消し込みアプリケーション用SOAPインターフェースの追加
従来バージョンの消し込みアプリケーションはWeb画面から手動での起動が必要でしたが、SOAPインターフェースを追加することで、ハンディリーダライタから消し込みアプリケーションの起動が可能となりました。
- (3)設定情報の自動エクスポート
IDR-1の設定情報を定期的に自動でエクスポート(バックアップ)することが可能となりました。
- (4)連続エラー発生時のタスク自動停止回避
連続でエラーが発生しても、エラーログ出力間隔の調整によりタスクを止めずに運用を継続可能な仕様になりました。
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2012年4月11日 |
V1.2 |
1. ハンディリーダライタ対応機能の強化
- RFIDハンディリーダライタの対応機能の強化
- ハンディリーダライタの独自アプリケーションを開発することなく、タスクの切り替えがハンディリーダライタから直接実行可能になりました。RECO-Bridge IDR-1を操作することなく、ハンディリーダライタの操作で、すべてのタスクの切り替え(選択)が行えます。
- バーコードリーダからの読み取り形式に対応
- RECO-Bridge IDR-1で取り扱えるデータを、今までのUHF帯のみから、HF帯、さらにQRコード、バーコードにも対応して拡張します。これによりRFID(UHF帯、HF帯)とバーコードの混在した環境など、様々なデータの取り扱いがRECO-Bridge IDR-1一台で可能になります。お客様の現場に合わせた最適の読み取り方法を選択でき、かつバーコードからRFIDへのシームレスな移行を実現します。
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2. HF帯を含む多種多様なリーダライタへの対応
EPCglobalで定めるリーダライタの業界標準プロトコルLLRP(Low Level Reader Protocol)に対応し、LLRPに準拠した下記2機種のリーダライタを動作確認済みリーダライタとして追加いたしました。
<LLRP準拠機種>
- Impinj製 Speedway Revolution R420
- 富士通フロンテック製 TFU-RW712、TFU-RW722
また、工程管理などでニーズの高いアンテナ一体型のHF帯リーダライタを動作確認済み機種として追加しております。
<HF帯機種>
以上の新しい動作確認済みリーダライタの追加により、これまでの動作確認済みリーダライタに加えて、合計10機種(固定型:8機種6メーカー、ハンディ型:2機種2メーカー)が用途に応じて選択可能となります。
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3. ORACLE、SQL Serverに対する連携機能の強化
ORACLEまたはSQL Serverに対する通知機能で、サポートするDBMSへの出力データ型を拡張いたしました。これにより、お客様が既にお使いの既存DBMSに対して通知する場合や、新たにRFIDデータベースを構築する場合にも、対応可能なデータ型の選択肢が増えたことで、お客様要件に応じた柔軟な上位システムへの接続が可能になります。 |
2011年11月11日 |
V1.1 |
1. DB接続機能の追加
Microsoft SQL Serverをサポート(※SQL Server2008R2以降)
- 上位システムのデータベースの選択肢が広がります。
- 現在お使いのデータベースがSQL Serverの場合、標準機能で通知することが可能になります。
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2. アラート機能の追加
リーダライタからの読取レベル低下時および、外来波進入時の通知
- エラー発生時および、リーダライタの受信レベル低下検知時に、指定のHTTPサーバおよびメールアドレスにアラートを通知することが出来ます。
- お客様の運用環境で、障害発生前の兆候を事前にキャッチすることが可能になります。
アラート通知先は、お客様管理者で設定できます。
- アドバイザリーサポートをご契約を頂いていればコールセンターに通知する運用も可能ですので、サポートレベルを上げたプッシュ型のサポートを実現します。
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3. サンプルアプリケーション機能を提供
(1)CSV分割機能
- CSVファイル分割は、通知形式「CSV」のタスク実行中に出力中のCSVファイルを分割する機能で、タスクを停止することなくCSVファイルを分割できます。
- CSVファイル分割を実行すると、出力用のファイルが新規に作成され、CSVファイル分割実行後に通知されるタグデータは新しいファイルに出力されます。
(2)消し込みアプリケーション
- 消し込みアプリケーションとは、IDRで取得したタグ情報(CSV出力)とお客様が予め用意するタグ情報一覧を突き合わせて、タグの読み取り結果を確認するアプリケーションです。
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