2025年10月25日、さいたま新都心駅周辺で「さいたま環境フェア2025」が開催され、リコージャパンは昨年に続き、「リコー樹脂判別ハンディセンサー」を出展しました。
本イベントは、さいたま市が環境教育の推進を目的として、市民団体・事業者・行政がともに取り組みを発表し合う年に一度の環境啓発イベントです。
例年、多くの市民が立ち寄るこのイベントでは、子ども向けのワークショップから企業の展示まで幅広いプログラムが実施されており、環境への関心を高める貴重な場となっています。
リコージャパンのブースでは、「リコー樹脂判別ハンディセンサー」を用いて次のようなポイントを紹介しました。
センサーを実際に手に取って試せる体験を提供したことで、多くの来場者が「同じ“プラ”でもこんなに違うんですね」と驚かれる様子が見られました。
ブースに立ち寄られた市民の皆さまからは、次のような声が寄せられました。
中にはプラスチック材料に詳しい来場者もおられ、“樹脂の分子構造”や“近赤外線スペクトルの解析”など、専門的な議論になる場面もありました。
プラスチック問題への関心が世代を超えて広がっていることを実感しました。
会場では環境配慮型の取り組みを紹介する企業や、市民団体による自然学習プログラム、大学や学校による研究発表などが行われていました。
どのブースからも熱意ある説明が伝わり、市民の皆さまと環境課題を共有する大切さを改めて感じました。
さいたま市長も過密な日程の中で各ブースを訪れ、出展者の取り組みに耳を傾けられていました。
行政としても環境教育を重視している姿勢がうかがえました。
さいたま市見沼環境センターでは、子ども向けに「3R(リデュース・リユース・リサイクル)」をテーマにした体験ワークショップを年間通じて開催しています。(参照*1)
「子ども環境学習 体験ワークショップ」では、楽しみながら環境問題を学ぶためのさまざまな企画が用意されており、特に12月14日開催の講座「『プラの気持ち』カードゲーム & レジンアクセサリーづくり」では、「リコー樹脂判別ハンディセンサー」が教材として活用される予定です。
ワークショップでは、プラスチックごみの問題や海洋環境との関係を理解し、日常の行動を見直すきっかけとなる内容が含まれています。
子どもたちが“見て・触れて・試して”学べる構成となっており、プラスチックの多様性や資源循環の重要性をより実感できる内容が予定されています。
リコーは今後も、環境イベントや学校・地域施設との連携を通じ、以下のような取り組みを進めていきます。
「リコー樹脂判別ハンディセンサー」を通じて、資源が正しく循環する社会の実現に向けた第一歩を、これからも多くの皆さまと共に歩んでいきます。
身近にあるのによく知らないことも多い、プラスチックのこと。
「リコー樹脂判別ハンディセンサー」を使ってみると、たくさんのプラスチックがあることや、よく見るプラスチックがどんな種類なのかなど、試しながら楽しく学ぶことができます。
環境保全や自然再興への取り組みを求められる今、私たちは正しいリサイクルの知識を持ち、マテリアルリサイクルを進められるように努力することが必要です。
どうすれば、マテリアルリサイクルを加速させることができるのか。
さまざまな種類があるプラスチックを正確に分別できれば、マテリアルリサイクルを加速できる――そのお役に立てるデバイスとして「リコー樹脂判別ハンディセンサー」を開発しました。
「リコー樹脂判別ハンディセンサー」を使用すると、13種類の主なプラスチックを簡単に識別することができ、さらに最大100種類までのデータを登録してカスタマイズすることが可能です。
日々さまざまなシーンで利用しているプラスチックだからこそ、しっかり判別して再利用率を高め、環境にやさしい使い方をしていきましょう。
樹脂判別の仕組みと製品仕様はカタログでご覧いただけます。