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仕組みと特長

X線検査装置の構成

画像:X線検査装置の構成

  • 01装置稼働状態をお知らせします。
  • 02検査ソフトウェアを操作します。
  • 03緊急時にボタンを押すことにより、X線照射とコンベアベルトを停止します。
  • 04扉を開けて内部のメンテナンスを⾏います。
  • 05X線発生装置と制御PCが格納されています。
  • 06装置全体の電源オン/オフのためのスイッチです。
  • 07X線が照射されている際に点灯します。左右・前側の3方向に設置しています。
  • 08オンにしなければX線は照射されません。
  • 09⼀定時間遮断されると緊急停止します。
  • 10X線が漏洩するのを防止するためのカーテンです。
  • 11製品(検査物)を搬送するベルトです。
  • 12X線ラインセンサーが格納されています。

X線検査装置の仕組み

コンベヤベルト上の製品(検査物)は、X線発⽣装置から照射されるX線ビーム域を通過します。X線ラインセンサーは、受光したX線を電気信号に変換します。

画像:X線検査装置の仕組み1

画像処理制御部は、得られた電気信号から2次元のX線透過画像を⽣ 成し、検査ソフトウェアを使⽤して製品内の異物を検出します。

画像:X線検査装置の仕組み2

X線検査装置で検知できるもの

金属検査機で検知できる金属はもちろんのこと、金属検査機では検知できない非金属(プラスチック、ガラス、ゴム、石、骨、貝殻、など)も異物として検知することが可能です。比重の大きいものの方が検知が容易となります。
一方で比重の小さいもの、軽くて小さいもの(ビニール、紙、羽虫、毛髪など)は検知することができません。

画像:X線検査装置で検知できるもの

X線検査装置による検査

X線検査装置は、製品(検査物)の透過X線による2次元画像から画像処理技術により各検査を⾏うため、異物検査だけでなく、数量検査、充填レベル検査、噛み込み検査、長さ検査、質量検査など複数の検査を同時に⾏うことができます。

異物検査

製品に混⼊している異物(金属、非金属)を検出することができます。
異物として検知できるサイズは、製品及び異物の材質、形状によって異なってきますので、お気軽にお問い合わせください。

画像:異物検査

数量検査

製品の数量をカウントすることができます。
製品数の過少/過多を判別します。

画像:数量検査

その他の検査

充填レベル検査

充填レベルを
検査することができます。

画像:充填レベル検査

噛み込み検査

シールされた製品の噛み込みを
検査することができます。

画像:噛み込み検査

長さ検査/質量検査

製品の画像データから長さ/質量を推定し、検査することができます。

画像:長さ検査/質量検査

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