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植物と空気からできた新素材[プレアー]
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最新のお知らせ
- 2023年12月12日
- 日本デザインセンターと共創しPLAiR特設ページ開設
- 2023年12月12日
- リコーと日本デザインセンターが環境負荷低減の意識向上を目的に環境配慮素材とデザインで共創
- 2023年11月7日
- 植物由来の新素材「PLAiR」製食品容器がイトーヨーカドーの実証実験に採用
未来の子どもたちのために、
私たちは
「植物と空気」を選びました
地球温暖化による気候変動や廃棄物による環境汚染が社会問題となり、
化石資源由来プラスチックから代替素材への転換の重要性が高まっています。
私たちリコーは、脱炭素・循環型社会の実現を使命とし、
安心して使えることがあたりまえの未来を目指して
植物由来のPLA(ポリ乳酸)を利用した新素材を開発しました。
主原料は植物由来。
未来の地球のために生まれた発泡PLAシート
PLAは、植物などの糖分を原料とした植物由来のプラスチック素材です。例えば焼却処理をした場合、焼却時にCO2を排出しますが、原料の植物は育つ過程でCO2を吸収するため、環境負荷の少ない循環を生み出すことができます。また、一定の環境下で水と二酸化炭素に分解されるコンポスタブル*という特性をもっています。
できるだけ軽量化し、省資源化を図るためには発泡させて原料を減らすことが有効ですが、PLAは熱で溶かして加工する際の粘度調整が難しく発泡しにくいという特性があり、発泡シートとしての実用化に課題がありました。
そこでリコーは、「超臨界CO2発泡制御技術」を使い、PLAを発泡させることに成功し、発泡PLAシート“PLAiR”(プレアー)が生まれました。
*JIS K6953-2に準ずる、58℃・好気性微生物存在下で実証済。さまざまな用途に利用できる
発泡PLAシート
さまざまな形に成型加工が可能で、断熱性・耐熱性を有するPLAiRは、
温かいものや冷たいものを扱う食品容器をはじめ、包装用途や業務用途のトレイなどにも幅広くご利用いただけます。
お客様のさまざまな用途に応じた製品開発と量産体制の整備を進めています。