RICOH G800 / G800SE ジオショット3Dキット（本製品は生産終了しております）

「ジオショット3D」の計測用に専用のカメラファームを搭載しています。

• 「ディストーション補正のON/OFF切替え」ができるようになっており、出荷時は「OFF」になっています。（通常のG800はディストーション補正は常時ONで切替不可）
• ステレオ撮影時は「ディストーション補正OFF」で撮影します。
• ステレオ撮影に最適なピントになるように「∞フォーカス位置登録」機能が搭載されています。
• 撮影モードの「MY1」にステレオカメラ撮影用のセッティングが設定されています。
• 「MY1」には通常設定値とは次の設定を変更しています。画像サイズ：16M 4:3、ピント：無限大、ISO:200、焦点距離：固定
• カメラ電源をOFFにした時のカメラ液晶画面に通常は「RICOH」と表示されるところ、「ジオショット3D」と表示されます。

「ディストーション補正ON」で通常の「撮影モード」での撮影は普通のG800シリーズとして使用できます。

• カメラ2台をステレオカメラアダプター（SA-40）に固定して三脚に設置します。
• ステレオカメラ撮影用にカメラダイヤルを「MY1」に切り替えて、ケーブルレリーズで2台同時にシャッターを切ります。

• 専用三脚は用意していません。市販の三脚が使用できます。
• ステレオカメラアダプター（SA-40）とカメラ2台の重量が約1.2㎏となるので、重量に耐えられる三脚をご使用ください。

内蔵、外付けともにフラッシュによる撮影はしないでください。暗い場所ではライトなどで明るく照射して撮影してください。

撮影時はレリーズを切るためにレリーズケーブルをカメラに接続する必要があります。そのためにカメラ蓋を開けて撮影することになるので撮影時は防水防塵耐衝撃性は確保していません。

現場で計測をする直前にオプションのキャリブレーションボードを使い、「ジオショット3D」に付属の使用説明書に従いキャリブレーションを行ってください。

• ステレオカメラ1式、キャリブレーションボード（オプション）、データ生成PC（Windows® 7/Windows® 8.1/Windows® 10（64Bit版、日本語版））、距離計測のためのメージャー等、最大5m程度のキャリブレーション用計測スペース、作業員2名が必要です。
• キャリブレーションボードを8パターン撮影をして、PCに画像を取り込んでキャリブレーションデータを生成します。

ありません。

• ジオショット3Dは1台のPCにインストールし、1式のカメラとの組み合わせで使用できます。
• 1台のPC上で複数式のカメラを使用する際はカメラ式数分の「ジオショット3Dライセンス追加」が必要になります。

以下の構成となります。
(1)RICOH G800(SE)ジオショット3Dキット（カメラ＋ジオショット3D）、1式
(2)追加カメラ、1式
(3)ジオショット3Dライセンス追加（1式目）、1式

以下の構成となります。
(1)RICOH G800(SE)ジオショット3Dキット（カメラ＋ジオショット3D）、1式
(2)追加カメラ、4式
(3)ジオショット3Dライセンス追加（1式目）、1式
(4)ジオショット3Dライセンス追加（2式目）、1式
(5)ジオショット3Dライセンス追加（3式目）、1式
(6)ジオショット3Dライセンス追加（4式目以上）、1式

以下の構成となります。
(1)RICOH G800(SE)ジオショット3Dキット（カメラ＋ジオショット3D）、1式
(2)追加カメラ、5式
(3)ジオショット3Dライセンス追加（1式目）、1式
(4)ジオショット3Dライセンス追加(2式目）、1式
(5)ジオショット3Dライセンス追加(3式目）、1式
(6)ジオショット3Dライセンス追加(4式目以上）、2式

ステレオカメラと「ジオショット3D」の組み合わせが「1対1ずつ」となるので、この場合は追加ライセンスの購入は必要ありません。

「RICOH G800/G800SE ジオショット3Dキット」は計測精度を保証するものではありません。(計測範囲内の標準偏差は当社指定による参考値です)
※計測範囲：カメラ前面から奥行き5m～15m
※計測誤差：垂直水平方向 標準偏差±4cm以内。奥行方向 標準偏差±6cm以内

カメラ前面から5m～15mを想定しています。

ステレオカメラモデルとは異なりディストーション補正がONの状態での撮影となるので、計測精度に影響がでます。

計測点が写真として写っていることが必要です。水溜りや水滴の反射や積雪時は計測できないことがあります。