※ディスパッチャー層
RFIDミドルウェアと上位システムとのインターフェイスの役割を果たします。ICタグからの読み込み、ICタグへの書き込みを実現するための制御を実現します。
(たとえば、ドライバ層で取得したICタグ情報を、フィルタリング層でフィルタリング、適正化、正規化した後、既存システム、新規アプリケーションに渡します。)
※フィルタリング層
上位システムの要求仕様に応じて設定されるICタグデータ取得条件のICタグデータを取得します。
(たとえば、上位システムが欲しいICタグデータの条件に応じて選別して、取得したデータの必要部分のみアプリケーションに通知します。)
※デバイス層
RFIDミドルウェアに接続するリーダ・ライタとのデータ送受信及び制御・状況監視を行います。
(たとえば、リーダライタから送られてくるデータを受信したり、リーダライタにデータを送信したり、リーダーライタ設定を管理します。)
ミドルウェアによるリーダライタ制御の実現により、お客様の基幹業務用ソフトウェアの変更をすることなく、最小工数でRFIDシステムの構築が可能となります。また、上位システムとのインターフェースにALEに準拠した独自形式のSOAP、CSV形式を標準装備。さらにOracleやSQL Serverへの接続も標準で搭載することで、お客様の環境に応じたシステム開発を、柔軟にスピーディに実現します。