RT Font（スケーラブルフォント）

RT Fontとは？

スケーラブルフォントの中でも、TrueType Fontと違い組込み向けの低容量フォントになります。
RT Fontは当社独自形式ですので、他社のフォントとの互換性はありません。

TrueType Fontはフルアウトラインですが、RT Fontはデータがエレメント（部品）で構成されています。
「横線」「縦線」「右払い」などのエレメントですべての文字を表現しますので、漢字の部首などを共通化することでデータ容量を抑えることができるのです。

エレメント

1つのフォントファイルのみで、線の太さ（ウェイト値）を調整できます。

ウェイト調整

展開文字データを縁取り文字へ変換し、背景色（画像）との親和性を高めることができます。
縁取り線幅の調整も可能です。

縁取り

直線に対してグレースケール描画をしない「くっきりモード」と直線に対してもグレースケール描画する「なめらかモード」を選択できます。

描画モード選択

縦長、横長で表示した場合でも縦線横線の線幅のバランスを保ち、文字デザインを崩さず表示できます。

線幅保持

4階調、16階調のグレースケール描画により、文字をより滑らかに表示できます。
階調数が少ない方が処理速度が速いです。

4階調、16階調のグレースケール描画

展開文字データを1度刻みに回転させることができます。

展開文字データを１ドット刻みで、フォントの上部をずらすことができます。

128×128dotの例

描画した文字画像（展開文字データ）をメモリに保持し、次回の描画時はラスタライズせずにメモリから直接呼出し、高速に描画することができます。

10、12dotのような極めて小さな文字サイズでは、サイズ毎に字形が最適化されたビットマップフォントを内包することで
可読性を損ないません。
※ビットマップ置換え機能を利用する場合は、ビットマップフォント内包分のファイル容量が増えます。

スケーラブルフォント

画像：TrueTypeFont

置換えられたビットマップフォント

画像：置換えられたビットマップフォント

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NewゴシックUD書体	JIS第三、第四水準漢字対応ARIB STD-B24対応可能JIS2004字形対応可能ファイル容量 632[KB]
New丸ゴシックUD書体	JIS第三、第四水準漢字対応ARIB STD-B24対応可能JIS2004字形対応可能ファイル容量 686[KB]